「九九」をいつから使っていたのでしょうか。

平城宮跡で、九九が書かれた木簡が発掘されていました。

08年に、奈良時代に役所があったとされる平城宮跡(奈良市)の
東方官衙(かんが)地区で行った発掘のなかで
ごみ捨てに使ったとされる
直径約6メートルの穴から出土しました。

「宝亀」(770〜781年)という年号が書かれたものがあり、
奈良時代末期に捨てられたとみられています。
大量出土した木簡の中にありました。

「二九十八」や「四八卅二」などが、
両面に「九九」を記したものが見つかったと
奈良文化財研究所が3日刊行した概報のなかで報告されています。
同研究所では、
この木簡は、役人が勉強に使っていたとみているそうです。

「九九」は小学校2年で、習います。
最初は、良く分からず
何度も何度も、暗誦しながら覚えた記憶が今でも残っています。

この「九九」の覚えかたで
算数の学習がスムーズにいくか、嫌いになってしまうか、
自分も苦労をした子供の頃の記憶がありますから

自分の子供が一生懸命に暗誦するのを
ハラハラしながら見ていました。

奈良時代にも役人が、どのように覚えていたのかと、
なんだか、奈良時代との時間差が短くなったような気がします。

この「九九」はいつ頃から使われていたのでしょうか。
それは、中国の春秋時代(紀元前770年〜同403年)に生まれています。
ですから、紀元前の頃から使っていたのでしょうか。

日本では、今回の出土によって
中国から伝来して
8世紀には役人が使っていたことになります。

そして、平安時代中期の970年に書かれた
貴族の子弟用の教科書「口遊(くちずさみ)」に登場します。
だんだん、学習用になってきたのでしょう。

「あまり上手な字ではなく、
下級の役人が一生懸命、掛け算の勉強をしていたのだろう。
周辺では、高位高官の名をきれいな楷書で記した木簡と、
下手な字が並んだ木簡が混在して出ており、とても興味深い」と
奈文研の渡辺晃宏・史料研究室長は話されています。




posted by mama at 00:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、yasuといいます。
いつも楽しく読ませてもらってます。
Posted by yasu at 2010年12月05日 17:25
初めてのコメントです。
実は私も九九をテーマにブログにしました。
イタリアの落第についてですが
よろしかったら 読んでみてください。
ビ〜バ!日本の算数教育すごいと思います。
またお邪魔します。 
Posted by FLORENTIA55 at 2010年12月11日 18:30
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